SAL入門

Oct. 2009

SAL初心者のために、機体の選び方から飛ばし方まで紹介します。

SAL(Side Arm Launching)の
フライト解析

SALによるフライト(連続写真)1

SALによるフライト(連続写真)2

SALによるフライト(連続写真)3

SALによるフライト(連続写真)4

JRGAのSAL記事

一見、軽く投げているようですが、実は奥が深いです。初心者はこれを見ると「簡単に投げられる」との錯覚を持ち、最初から思い切って投げてしまいます。

その結果は

高く上がらない!
ウイングオーバー(巻き込む)!
(うまく投げられない)

対策は?

最初は軽く投げ、フォームを固めることです。

なぜ、フォームが固まらないの?

最近入門した人たちは、トップフライヤーの人たちの機体にあこがれて軽い機体を好む傾向があります。 その結果、軽い機体から入門する人たちは、機体を振り回してしまう傾向です(軽い機体は、重さによる抵抗がない)

結果

早回しとなり、フォーム崩れとなる。
(リリース前に力つきる)

どうしたらよいの

ある程度の重たい機体から入門することです。

どうして

重たい機体を投げるには、ある程度の慎重さが必要となります。 これにより、無理な投げが起きないことです。 参考まで、重たい機体は軽く投げてもけっこう高く上がります。 このことは、運動エネルギーの式(F=1/2mv2)より理解するとよいです。 投げる速度が同じであれば、重たい機体のほうが運動エネルギーが大きくなるとのことです。別な言い方をすれば、軽い機体は早く回さないと運動エネルギーが大きくならないことです。(エネルギーが大きければ、高く上がるエネルギーがあるとのこと)
昭和記念公園での初心者講習では、毎回このことを紹介しています。投げに悩んでいる入門者に対して、デモフライトで「軽く投げても高く上がる」ことを指導しています。

トップフライヤーはどうだったの

SALが始まった時は、みなさん重たい機体を飛ばしていました。これによりフォームが固まり、現在の軽い機体での高高度獲得になっているわけです。(事実)
私の場合はどうかと言うと、機体重量は300〜350gの範囲が今でも好みです。特に軽い機体だと、早く回ってしまい、年寄りの肩に負荷がかかることです。

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10/1/2011