技術情報
Windows11 用パソコンへの改造
(Jan. 2024)

 息子からもらっていた13年前のデルパソコン(XPS8000)を、最終的にWindows11搭載のパソコンに大きく改造することにした。今回は、このプロセスを紹介する。

年末、アマゾンでPCケースを安売り(3091円)していたので、急遽、購入することにした。特にデルのPCケースは、アクセスしづらく好きでなかったため決めた。これが、Windows11化するきっかけとなった。

マザーボードとグラフィックボード等を外す。

電源は、いただいていた未使用の600ワット電源と交換する。

 この状態で年を越したが、動作に満足できなかったことに加えて、8年前にかみさん用に購入した、HP Pavilion 550-230JP(i5-6400)のCPUが、Windows11用に対応していないことにより、かみさんのパソコン用として、急遽、マザーボードとCPUを入れ替えて、Windows11パソコンを組み立てることにした。仕様は次の通りで、アマゾンより部品を購入する。
 CPU: Ryzen 5-5600G(グラフィック内臓、CPUクーラー付き) 17626円
 マザーボード: ASUS Prime A520M-E (Micro ATX) 7550円
 メモリー: DDR4 3200(PC-25600) 16GB x 2枚 7627円
なお、OSは、デルに搭載しているWindows10 62ビット(元は、Windows7をアップデートしたもの)を使用することにした。 Windows10をクリーンインストールするため、パソコンのProduct Keyをフリーソフト「ShowKeyPlus」で確認したところ、元のProduct Key(Windows7)が、Windows10がインストールされた時点で、新しいProduct Keyに変わったことが判明した。また、インターネット検索していたところ、CPUとマザーボードを交換しても、機材交換として、マイクロソフトのライセンス認証が受けられることが分かった。すなわち、現状のWindows10のProduct Keyが使えることで決行することにした。

マザーボードとグラフィックボードを外す。

このグラフィックボードが、KTSサーボの2個分より安いのが驚きです。

このCPUは、発熱量が少ないので助かります。

写真では撮ってないですが、CPUの上にグリスを塗布してから、CPUクーラーを取り付ける必要があります。

SSDは、初期化したものを取り付けます。

配線がつながったら、とりあえず起動させ、Windows10をUSBでインストールします。なお、Windows10は、マイクロソフトのWebより最新版をUSBにダウンロードしたものです。

今回は、Windows10のインストール時に、SSDのフォーマットの問題、メモリーの差し込み不足の問題がありましたが、なんとか、Windows10がインストールでき、かつ、機材変更のライセンス認証ができました。

さらに、日をあけて、めでたくWindows11にすることができました。(詳細省略)

Last Update 1/10/2024