技術情報

ハンドランチグライダー用のサーボ

ハンドランチグライダー用のサーボを選ぶ基準は、プッシュロッドの形状による。特に圧縮側のたわみを考えると、むやみに高トルクサーボを選ぶ必要がないです。

ロッドをフローティング状態で使う場合は、カーボンロッドの太いものを使うことを薦めます。

私の場合、エレベーターサーボはランディング時を想定して決めています。特にエレベーター ダウン時に引張り(Tension)方向に荷重がかかるようにしています。(シャレーキの場合、水平尾翼は胴体の上側となる)

サーボの選定

サーボを選ぶ基準はトルクが重要となります。 ここでトルクについて説明します。

どこのメーカーもトルク値を表示しています。これは 1cmホーン長さを基準に、どれくらいの力( f ) を発生させるかを表示しています。

結論を言うと、ホーン長さを短くさせれば、より強い力を発生させることができることです。逆を言えば 1cm より長いホーンを使用すれば力が弱くなることです。

ハイテック社製のサーボについて、性能の違いを紹介しますので選定時の参考にしてください。(朱書きが主に使うサーボ)

サーボ P/N
タイプ
4.8V
(ホーン 10mm)
kg/cm
6.0V
(ホーン 10mm)
kg/cm
4.8V
(ホーン 7.5mmの場合
の引く/押す力)
f kg
HS-5035HD
デジタル
0.8
-
1.07
HS-5HD
アナログ
0.8
-
1.07
HS-5045HB
デジタル
1.0
-
1.33
HS-45HB
アナログ
1.0
-
1.33
HS-5055MG
デジタル
1.3
1.6
1.73
HS-55MG
アナログ
1.1
1.3
1.47
HS-5065MG
デジタル
1.8
2.2
2.40

大きさの比較

参考まで、HS-5055とHS-5045がJR製のDS385とほぼ同じ高さです。

Last Update 3/17/2020